コウライテンナンショウ

先が奇妙に曲がった苞の中に小さな花が多数かたまっている。雌雄異株で営養などの条件で性転換するという。秋には5mmくらいの赤い実がなり林の中でもよく目立つ。「マムシグサ」ともいわれる。

見られる場所

  • 朝日が丘公園
  • 鳥沼公園

時期

5~6月(花)
~8月(実)

アイヌとの関係

ラウラウ
胃痛や、腹痛には果実を用い、神経痛やリュウマチ、打ち身などには塊茎の有毒部分をとり除くなどして摩り下ろして、布などに伸ばし幹部に貼り用いました。食用としては、秋、果実が赤くなってから塊茎を炉の灰の中に埋けて焼くか、鍋で蒸すなどして食用としました。